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2017年6月19日

各免許で運転できる自動車の車両総重量などの上限が一目でわかるクリアファイルわかっていますか?あなたの免許で運転できる自動車の範囲」好評発売中!

2017年6月 5日

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2017年6月 1日

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2017年4月17日

平成29年3月12日施行の一部改正(準中型免許の新設、高齢運転者に対する認知症対策の強化)を収録した「普及版 道路交通法〈改訂第24版」好評発売中!

2017年4月17日

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2017年1月 6日

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2017年1月 6日

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2016年11月21日

平成29年3月施行の道路交通法一部改正に対応した「交通違反点と反則金一覧表クリアファイル(改訂版)」好評発売中!

最終更新日:2017年6月19日

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交通安全時評

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安全運転管理 あれこれ記 その56 安全そして安心を目指せ「運転代行業」
交通リスクコンサルタント 小林 實

厳罰化が進む飲酒運転

 公共輸送機関が発達している都市部に住んでいると、外で酒を飲んでも帰りの交通手段を心配することはないでしょう。終電に間に合わなくてもタクシーもあります。一方、地方都市をはじめ日本の多くの地域では、車に依存せざるを得ず、マイカーで通勤している人もかなり多いはずです。仕事帰り、いきなり飲みに誘われたりすると、自分の車をどうするか、会社の駐車場に置いて帰ると明日の朝が困る。まあ、家まで近いから酔いが覚めてから運転すればいいや…と安易に考える人もいるかもしれません。
 しかし、酒を飲んでハンドルを握り、結果として取締りに遭えば罰金や免許取消などの処分が科せられ、さらに事故を起こした場合は、加害者として社会的に厳しい制裁を受けることになります。もう数年前のことですが、早朝の国道を横断していた高校生の列に飲酒運転の車が突っ込み、かなりの人数が死傷した事故がありました。事故の原因は、もちろん飲酒運転をしたドライバーにあるのですが、彼が運転代行の費用をケチり、行けるとこまで行こうとした結果がこの有り様です。
 飲酒運転での重大事故を契機として、01年に「危険運転致死傷罪」(刑法208条の2)という非常に罰則の重い法律ができました。アルコールや薬物の影響により正常な運転が困難な状態で車を走行させて人を死傷させた場合や、人または車の通行を妨害する目的で割り込み・幅寄せなどして人を死傷させた場合などは、この危険運転致死傷罪が適用される可能性が高くなります。そのせいでしょうか、最近、飲酒運転による「ひき逃げ」事案が増加している―という憂慮すべき事態も起きています。重い罰則を恐れ、短絡的に現場に被害者を放置して立ち去ることで問題解決を図ろうとする輩がいるのです。

40年以上前に始まったビジネス

 そこで役立つのが、あなたに代わってあなたの車を運転し、無事にあなたを自宅まで送り届けてくれる「運転代行」です。発祥は今から40年以上も前、東京・新宿だったそうです。1980年ごろには飲酒運転の法規制が厳しくなり、運転代行業への参入の障壁も少なかったことから、雨後のタケノコのように多くの業者が参入してきました。何しろ自家用車が1台あれば夫婦でもビジネスができたのですから、副業として始める人もいたほどです。ところが、こうして業者が乱立すると、料金の不透明さであるとかドライバーの資質などの問題が出てきたわけです。
 そこで、2002年には「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律」という長たらしい名称の法律ができ、都道府県公安委員会の認定を受けなければ開業できなくなりました。さらに04年には、ドライバーは二種免許保有者であることが義務化され、運転代行業の質の向上が図られました。
 そもそも運転代行業とは、他人に代わって自動車を運転するサービスを利用客に提供するものであり、下記のことに該当するものをいいます。
 1) 主に酔客(急病になったドライバーなどの場合もある)に代わって運転するもの
 2) 酔客などの利用者を乗車させるもの
 3) 利用者の車に随伴用自動車が随伴するもの
 つまり、車の保有者である利用客から依頼を受けて有償で運行するわけですから、運行支配があり、かつ利益が発生します。このため、自動車損害賠償保障法(自賠法)3条で賠償責任が生じます。

特殊な事故が少なくない…

 こうした運転代行業にも問題がないわけではありません。二種免許を持っていれば“プロ”だと、ドライバーに任せっきりで管理を怠っている業者も見受けられます。二種免許を持っているドライバーは、運転技能のうえでは平均レベル以上と考えられますが、個人の性格特性や、加齢に伴う心理的生理的機能の低下、日常の生活習慣など、ドライバーによって千差万別です。これが運転行動に及ぼす影響もばかになりません。主に深夜の運転という悪条件のもと、他人の車を運転するという緊張を強いられながら運転することの危険性を、車両の管理者とドライバーはしっかり認識しておきたいものです。
 過去5年間の運転代行業者による1億走行キロ当たりの事故件数は、タクシーの2倍から5倍もあるといわれています。しかも、彼らが第一当事者となった事故には、特殊な事故が少なくありません。たとえば、運転代行を依頼された車に、後続の随伴用自動車が追突するケースです。運転代行を依頼するような方の車だと高級車も多いと思われますが、それにぶつかるようでは目も当てられないわけで、何のための運転代行か…となるわけです。お互いに仲間同士という安心感があるのか、彼のことだから急ブレーキなぞかけるわけがない―という心理状態に陥り、つい前方への注意が散漫になるのかもしれません。また、事故を起こした運転代行ドライバーの年齢をみると、50代や60代という比較的高い年齢層が全体の大半を占めていることも見逃せません。

運転代行は、飲む前に依頼しておく

 最後に、運転代行の依頼に関する注意点をいくつか挙げておきましょう。
 1) 運転代行は、飲み終わってからでなく、飲む前に依頼しておく(依頼してもすぐにはきてくれないし、深酒を避けるためにも)
 2) 同行者も飲食店も、「代行で帰る」というドライバーの言葉を安易に信じない(酔っている人の言葉は信用できない)
 3) 必ず自宅の駐車場まで運転を代行してもらう(自宅付近までという人が多いが、あとわずかのところで事故を起こしたり検挙されては、代行に依頼した意味がない)
 4) 運転代行で帰宅したあと、車での外出は厳禁

 2010年6月には、運転代行の健全な発展と安全で良質なサービスの提供に寄与することを目的とした「運転代行振興機構」が公益財団法人として認可されました。こんな「仕分け」の厳しいなかでの公益法人認可ですから、飲酒運転防止の受け皿として、運転代行業の社会的意義が認められたということです。運転代行業者は、これを肝に銘じて、顧客が安全かつ安心して利用できるよう、さらに尽力してほしいものです。

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第132回
忖度こそ安全マナー
第131回
タイヤ以外、何に触れても事故である
第130回
現場の声を聞く
第129回
運転の自動化とドライバー
第128回
人類は変化を続けている
第127回
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第126回
プロアクティブな安全管理
第125回
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これからの交通社会は?
第122回
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第121回
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なぜゴリラは見落とされるのか
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10年後の交通を読む
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若者との接し方 指導教官の話から
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第88回
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第86回
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第85回
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第71回
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