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2017年6月30日

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2017年6月19日

各免許で運転できる自動車の車両総重量などの上限が一目でわかるクリアファイルわかっていますか?あなたの免許で運転できる自動車の範囲」好評発売中!

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運転免許の「点数制度」などの解説に加え、「各免許で運転可能な自動車の範囲」を新規収録して増ページ・改訂した冊子「運転免許を大切に」好評発売中!

2017年4月17日

平成29年3月12日施行の一部改正(準中型免許の新設、高齢運転者に対する認知症対策の強化)を収録した「普及版 道路交通法〈改訂第24版」好評発売中!

2017年4月17日

高齢ドライバーが加齢に伴う心身機能の低下を自覚し、事故防止のために実践すべきポイントをまとめた新版冊子「安全運転 10の心得」好評発売中!

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「交通の方法に関する教則」一部改正(今年3月12日施行)を機に、夜間の「上向き」ライトの活用を呼びかける新版チラシ「上向きが基本!」好評発売中!

2017年1月 6日

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2017年1月 6日

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平成29年3月12日施行の道路交通法一部改正に対応した「交通違反点と反則金一覧表ポスター(改訂版)」好評発売中!

最終更新日:2017年7月20日

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交通安全時評

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安全運転管理 あれこれ記 その10 図と地の関係
交通リスクコンサルタント 小林 實

図柄として認知

 心理学ではよく「図と地の関係」ということをいいますが、これは、ゲシュタルト(形態)心理学派が唱えたもので、知覚心理学では重要な概念とされています。
 我々が「もの」を知覚するのは、そこに異質なものが存在しているからです。等質な光で満たされているときには、「もの」は何も知覚されません。たとえば、雲一つない青空に鳥が1羽舞い上がったとき、「あっ、鳥が飛んだ」と感じるわけですが、「もの」が生じるのは、そこに何らかの非等質性が成立するためです。
 このように視野に異質な二つの領域ができることを図と地が成立したと唱えたのは心理学者のルビン(Rubin,E)でした。彼が考案した、図形が杯に見えたり、人の顔に見える、いわゆる「ルビンの杯」は有名です。
 つまり、視野が図と地に分化することが「もの」の知覚の成立の基本であり、我々が「もの」を認識するというのは、その対象を背景から浮き出してとらえている―ということです。
 私たちが運転中に、前方の赤信号に素早く注意が向くのは、それが背景から浮き出し、図柄として認知しているからです。逆に、脇見や居眠りといったドライバー側の生理的・心理的条件や、その赤信号がネオンにまぎれたり木立に隠れるといった環境的条件によっては、時に赤信号を見落とし、信号無視という事態が発生します。
 野球場の大観衆を前にした新人選手が、これに圧倒されてあがってしまい、思わぬエラーをしてしまうのは、大観衆を「図柄」としてとらえているからです。しかし、おそらくイチロー選手のような人は、むしろ無感覚に、単に大観衆を「背景」としてとらえているのでしょう。講演などの前に「人」という字を手のひらに書き、これを呑むしぐさをするのは「人を呑む」という洒落ですが、これも、人の存在を地柄におさめるための一つの工夫といえます。

大脳での処理が必要

 そもそも人間というものは、学習によって、ある程度の同時進行型の作業ができるといわれています。ピアノの演奏などはその最たるもので、左右の指を別々に動かしています。千手観音ではありませんが、人間の進化に伴い、こうした複雑な作業が容易になることはわかります。
 であるならば、運転中に携帯電話を使うことぐらい朝飯前と思う方も多いでしょう。しかし、つい先日、運転しながら携帯電話を使い、赤信号を無視して交差点に進入したドライバーに出会いました。幸い、交差路から車や人が出てこなかったので事故にならずに済みましたが、本人は別段自分が「信号無視をした」とは気づいていない様子でした。よくいう「ヒヤリハット」体験さえ本人はしておらず、逆にその場に居合わせた我々の方がハッとしたわけです。
 そのときの観察でわかったのは、信号交差点に差しかかっても、本人は信号が赤であることにまったく気づいていなかったことです。「そんなばかなことがあるか」という方もいるかもしれませんが、物理的に目の網膜に到達した「赤」も、大脳で処理されたときに初めて「これは危険だ、要注意だ」と認識することができるのです。
 この運転手の場合、赤信号が「図」でなく、背景の「地」になってしまったといえるでしょう。図柄になったのはむしろ耳からの電話の会話であったわけです。

問題がある「昼間点灯」

no10_img01.jpg よく平常心といいますが、「話に夢中になって…」という状態は、すでに平常心とはいえません。そのときは、電話が「主」であり、前方の状況は「従」であるわけです。携帯電話をはじめ、カーナビやデジタルカメラなどは、操作が簡単で、ただ押すだけの仕掛けです。頭も手先も使わずに済む便利さに慣れてくると、怠惰も本性の一部である人間にとって、それがごく当たり前のことになり、そこに発生する危険というものに目をつぶりがちです。
 ひところはやった「昼間点灯」というのも、本来はバイクという小さな対象が図柄になりやすいようにという趣旨で始まったものですが、バスやタクシーまでが続々にこれをやりだしますと、すべてが図柄となって、せっかくのバイクが見えにくくなり、これでは本末転倒となりましょう。

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第133回
血液型と性格
第132回
忖度こそ安全マナー
第131回
タイヤ以外、何に触れても事故である
第130回
現場の声を聞く
第129回
運転の自動化とドライバー
第128回
人類は変化を続けている
第127回
眼の動きを捉える
第126回
プロアクティブな安全管理
第125回
次世代に向けた安全管理
第124回
思い込みの心理
第123回
これからの交通社会は?
第122回
レジリエントな発想
第121回
レジリエンスと安全管理
第120回
トンネルのリスク
第119回
突然死のリスク
第118回
バスの暴走
第117回
オアフ島と交通渋滞
第116回
安全管理八策
第115回
安全の費用対効果
第114回
交差点での安全運転
第113回
自転車事故と保険
第112回
感電のリスク
第111回
「安全神話」は崩壊したか?
第110回
新人教育のヒント
第109回
自動運転を考える
第108回
再び問われるメンタルヘルス
第107回
ハイタクと安全管理
第106回
何を認知するのか?
第105回
交通安全標語の変遷
第104回
なぜゴリラは見落とされるのか
第103回
10年後の交通を読む
第102回
若者との接し方 指導教官の話から
第101回
若者とクルマ離れ
第100回
異常気象と安全運転管理
第99回
どうする物損事故
第98回
ミラーの効用
第97回
「ハザード」の捉え方
第96回
「手術なき医学」からの脱却
第95回
二つの鉄道事故に学ぶ
第94回
歩道橋について考える
第93回
死亡事故の減りにくい部分
第92回
交通違反の悪質性
第91回
見える化
第90回
ハインリッヒの法則の逆読み
第89回
カクテルパーティー効果
第88回
指差し称呼
第87回
コミュニケーション・ミス
第86回
企業とゾンビ族
第85回
ハイブリッド
第84回
「運転技能」について
第83回
金魚のフン
第82回
5回のなぜなぜ
第81回
天井板崩落事故に学ぶ
第80回
荷役事故と交通事故
第79回
安全管理の格付け
第78回
交通KYTの限界
第77回
中小企業と安全管理
第76回
高年齢者の再雇用問題と企業リスク
第75回
「ハザード」の持つ意味
第74回
仮眠と過労
第73回
ハンドルを握る重み
第72回
厳しくなるメンタルヘルス対策
第71回
事故防止のために事業主は何をすべきか
第70回
多発するトレーラー事故〜プロドライバーの資質を問う
第69回
交通での安全マネジメント
第68回
「ゼロ」の持つ意味
第67回
スウェーデンとアルコール
第66回
北欧・コペンハーゲンの自転車道
第65回
無事故が続いていたら...
第64回
社会のスピード
第63回
国際運転免許
第62回
モラルハザード
第61回
コードンラインは不要だったか? ―首都圏での二次災害の可能性―
第60回
稲叢(いなむら)の火 ―防災の伝承を考える―
第59回
スイスチーズの大きな穴
第58回
外国人観光客と冬道事故
第57回
アビイ・ロードの横断歩道
第56回
安全そして安心を目指せ「運転代行業」
第55回
"不死鳥"の帰還
第54回
目先のリスク回避 ―バスの転落事故から―
第53回
ある学者の死を悼む
第52回
氷河急行の事故
第51回
企業も頑張っている!
第50回
うどん文化と運転
第49回
100円ライターのリスク
第48回
カルガモ走行
第47回
事業仕分け人
第46回
お客様目線
第45回
青矢印信号の謎
第44回
「安・近・短」のわな─グアムでの印象
第43回
120万という数字
第42回
加賀屋さんにみるCSR
第41回
「安全力」をアップしよう
第40回
「まぁ、いっか」の発想
第39回
元を質(ただ)す
第38回
ランドマーク
第37回
誤探知
第36回
持続可能性
第35回
認知ギャップ
第34回
「パーおじいさん」のこと
第33回
40年の功と罪
第32回
キャリーバッグと事故
第31回
KYTの落とし穴
第30回
ゲリラ化する災害
第29回
エスキモーと白
第28回
マニュアルにないもの
第27回
あっ、カエルが跳び出すよ!
第26回
経年劣化
第25回
我輩は「ジコ」である
第24回
タイタニック症候群
第23回
感覚の研ぎ澄まし
第22回
若い世代と安全管理
第21回
近づくもの・遠ざかるもの
第20回
自己防衛の殻を破る
第19回
トップの厳しい目
第18回
逆転の発想
第17回
ベトナムとヘルメット
第16回
心のサーモスタット
第15回
地図の効用
第14回
左か右か
第13回
銃社会のジレンマ
第12回
はい作業とは
第11回
ロータリー的発想
第10回
図と地の関係
第09回
安全の文化
第08回
飲酒運転とJカーブ
第07回
視覚公害
第06回
イタリアとリスク
第05回
ボルボが似合った男
第04回
自転車の勘違い
第03回
脳のサボリ装置
第02回
おかしなアナウンス
第01回
転倒リスク

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