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2017年12月 4日

新入学(園)児の保護者とドライバーに子どもの交通事故防止を呼びかける新版チラシ「とびだすぞ!」好評発売中!

2017年11月22日

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2017年11月17日

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2017年8月 1日

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2017年7月26日

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2017年7月26日

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2017年6月30日

商品価格の見直しを行い、平成29年7月1日より、一部の商品について価格を改定いたしました。

2017年6月19日

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2017年6月 1日

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最終更新日:2017年12月12日

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交通安全時評

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事故が語る安全 日本ハイウェイセーフティ研究所所長 加藤 正明

第16回 過労と過信――プロの責任とは

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瞬間視を活用すべし

無益で厄介な仕事
 お盆の帰省ラッシュの大騒ぎは一段落したものの、まだまだ厳しい残暑は続く。混雑する車の列は、見ているだけでうっとうしく、気も疲れる。だからといって、運転することが職業となれば個人的な理由だけで簡単に休むということは許されない。
 言うまでもないことだが、会社は一つのシステムとして動いているから、要員が欠ければ誰かが穴埋めしなければならない。運行管理者が最も頭を痛める問題である。
 しかし、どんなに綿密に運行表を組んだつもりでも、事故に巻き込まれてしまっては、何もかも台無しである。代替運転者、代替車両の手配に取り返しのつかない時間を損失し、さらに事故の後始末をしなくてはならず、無益で厄介な仕事が次々に覆いかぶさってくる。だが、好んで事故を起こす者はいない。では、なぜ事故は起こるのか。事故というプロドライバーの大敵にメスを入れてみよう。

大型バスの追突原因
 8月の帰省ラッシュの渋滞の列に、乗客50人を乗せた大型観光バスが追突、さらに7台の車両が玉突き衝突し、直接バスに追突された乗用車の後席に乗っていた母子2名が死亡するという悲惨な事故が起きた。バスの運転手(58)は「電光板の渋滞情報を読んでいて、前の車に気づかなかった」と供述している。事故が起きたのは、午前10時すぎのことで、バスは時速70キロ、ノーブレーキでぶつかっていた。東名・岡崎インター近くで起きたこの事故は、テレビでもくり返し報じられ、当日の夕刊にも掲載されたから、記憶している人も多いと思うが、いくつかの点で首を傾げた人もありそうだ。
 まず、プロのドライバーが電光板を読んでいて、前の車に気づかなかったとは、一体どういうことだろう? 渋滞に気づかずに、電光板の警告を読んでいたという光景を想像できるだろうか。もし、これを脇見と判断する見分担当者がいたら、まさに噴飯(ふんぱん)ものであろう。まあ、道路を歩いていて、電柱にぶつかる人間もいるから、論証抜きに断定するのは誤りかもしれない。とりあえずは、人間は錯覚や見落としを生じやすい、と理解しておこう。
 したがって、運転中は、どんなベテランでも、運転に自信があるドライバーでも、注視点を一点に定めず、第六感を働かせながら瞬間視を活用して運転すべし、と機会あるごとに訴えてきた。まして、宙を仰いで路上を忘れるとはジョークとしても高級とはいえない。

時代の流れとともに

誤った認識
 本年2月に吹田市で起こった観光バスの事故のケースでは、その勤務形態が大きな社会問題として論じられた。一般的に見て、観光バスのドライバーは、大型二種免許の保有者として、安全に走行してくれる─という信頼を少なからず寄せられている。それなのに、素人にはうかがい知ることができない「運転手の交替要員」の網渡り的やりくりによって、長時間勤務=過労運転から事故を招いてしまった。
 逆の見方をすれば、運転労働というものはそれほど過酷な肉体労働を強いるものではないから、観光シーズンのような書き入れ時は長時間勤務も仕方がない、という誤った認識があったのではないだろうか─。「どこでもやっていることだから」と、長時間勤務を慣行化させていた面も否定できず、蓄積疲労についての配慮を片隅に押しやってしまった、ということもあるのかもしれない。「愛社精神」の盲点と言えるだろうか。あるいは、これでメシを食っている限り、やるしかない、といった日本型慣行の典型と言えないこともない。

上手な休憩の取り方
 どんな労働現場でも、作業の流れと時間の区切りは、刺身を切り分けるようにピタリとはうまくいかないものだ。なかでも、運転作業はその代表格の一つだろう。長距離便の場合は(トラックもバスも)、どんなに丁寧に運行計画を立ててみても、計画表通りに行くことのほうが、むしろ例外だろう。
 だからといって、「計画表では今は休息時間だから」と、車ごと貨物や乗客を路肩に置き去りにはできないし、自分だけ弁当を広げることはできない。もし、時間に余裕があるのなら、時間調整には『道の駅』や高速道路のSA、PAが大いに便利だ。中高年者のエコノミークラス症候群防止のためにも、こうした道路施設を効果的に活用すべきだという意見を最近よく耳にするが、どうもまだドライバーのあいだには浸透し切れていないようだ。
 休憩のためパーキングにせっかく車を停めても、そのまま一度も車外に出ようとせず、コンビニ弁当を広げ、食べ終わると「寝るのが一番」とばかりにひっくり返り、目がさめるとポットのお茶を飲んで出発─と気ぜわしいドライバーも目につく。これでは、本当に心身をリラックスさせることはできない。シートの堅苦しい記憶が、まだしっかりと肉体にこびりついて抜け切れていないからだ。
 深くリラックスするには、心身にこびりついた運転の記憶をすっきりと洗い落とす必要がある。そのためには、何よりも運転席を離れることが第一だ。それを意識的に行うためには、積極的に鉄棒などの遊具を使って、体全体の筋肉を動かす工夫をすべきである。普段、あまり使わない筋肉を動かすことで、新鮮な活力が湧くのを感じることができたらしめたものである。

あり得ない情状酌量
 事故原因の追及は、必然的にドライバーの過失責任の追及ということにならざるを得ない。暑さや過労、蓄積疲労による居眠り、勤務状況、その他個別的な事情をいくら並べ立てたところで、過失責任が軽減されるということは考えにくい。情状酌量はあり得ない、と考えるのが常識だ。プロドライバーにとって、心身の自己管理は常識以前の責務であり、過労運転による事故を起こしたドライバーに弁明の余地はない。
 9月施行の道交法の一部改正では、「酒気帯びや過労運転等の下命・容認」の罰則強化など、車の使用者の責任も厳しく問われることになる。ドライバーに一方的に責任を押しつけることは許されない、周囲の人たちも相応の責任を負うべきだという考えに基づくもので、受け入れていかなければならない。
 いずれにせよ、時代の流れとともに法の内容も変わっていく。当然、プロドライバーも時代相とともに変わっていかなければならない。「昔からやっていたから」というような非論理的な弁明は、もはや通用しなくなっている。先ごろ、国際的な日本人フィギュアスケーターが酒を飲んでバイクを運転し、検挙された。この事件は反社会的行為として大きく報道され、このスケーターは厳しく指弾された。これが今の時代、である。
  

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