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2017年6月19日

各免許で運転できる自動車の車両総重量などの上限が一目でわかるクリアファイルわかっていますか?あなたの免許で運転できる自動車の範囲」好評発売中!

2017年6月 5日

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2017年6月 1日

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2017年4月17日

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2017年4月17日

高齢ドライバーが加齢に伴う心身機能の低下を自覚し、事故防止のために実践すべきポイントをまとめた新版冊子「安全運転 10の心得」好評発売中!

2017年1月20日

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2017年1月 6日

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2016年11月21日

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最終更新日:2017年6月19日

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交通安全時評

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事故が語る安全 日本ハイウェイセーフティ研究所所長 加藤 正明

第12回 高速道路の安全

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居眠りの正体

時代の進歩
 これまでにも、何回も高速道路と安全について所見を開陳してきたが、大方は語り尽くしたような気がする一方、まだまだ説明不足というか、言葉が足りなかったのではと、じくじたる思いもある。
 交通事故の防止についての研究・執筆を行うようになって30有余年の歳月が流れたが、その間には交通環境も大きく変わったし、高速道路の総延長もどんどん延びて文字通り四通八達、貨客輸送の利便性の向上はちょっと筆舌に尽くしがたい。そうした流れのなかで、人間にかかわる安全だけが、時代の進歩から取り残されてしまった、という感がぬぐえないのは、筆者一人のみであろうか。

脇見の基準
 高速道路の安全走行の基本ルールとしては、少し前までは、交通全体の流れに注意して「流れに乗って走れ」と指導されてきた。しかし、高速道路の利用者が増加するにつれて追突事故が目立ち始め、もっと有効な事故防止のキャッチコピーはないか─と関係者は頭を痛め始めた。見通しの良いはずの高速道路で、なぜ追突事故が起こるのか。どうすれば防止できるのか、模索も始まった。
 しかし「前をよく見て走れ」では、ストレートで芸がない。「車間距離を取って走れ」ならぴったりだろう、これを金科玉条のごとくPRしたが、それでもいまイチだった。「車間距離を取るにはどうすれば良いか」、そのノウハウを指導するのを忘れていたのだ。
 高速道路で、前をよく見ないで運転ができるものだろうか。前をよく見なければ脇見運転ということになろうが、注視点のずれがどの程度の範囲ならば脇見運転になるのか─ということについて、明確な基準とされるものはない。当事者が「ちょっと脇見をしていました」と供述すれば、脇見にされてしまうという実に頼りない基準である。
 また、最も多く注意されてきたのが「居眠り」である。居眠りといっても、コクリコクリとうたたねしながら運転している状態ではないことは誰でも納得できよう。日本の高速道路は、「日本列島改造論」の青写真に従って、脊梁山脈に沿うように山ひだを縫いながら、時にトンネルをうがち、ひたすら延びていった。山を下ると谷を渡らなければならない。谷を渡るには橋が必要だ。まさに列島改造の大計画だったが、このようにして造られた日本の高速道路は、カーブや坂道が多く、景観も多様性に富んでいるから、一見すると、居眠りを誘う道路とは思えない。
 では、居眠りとみられる現象はどんな状態なのか。
 筆者は「運転者の視点」に立って調査研究を進めるため、独自の研究所を立ち上げ、学者の助力を仰ぎながらようやく「居眠りのメカニズム」にたどり着くことができた。
 周囲の景観にかかわらず、変化に乏しい路面視界と単調なエンジン音が、次第に運転者の感覚を不活発にし、前方視界に注意力を集中しているつもりが、いつの間にか眼に力が入らなくなってくる。そして全身に脱力感が広がり、見れども見えずというようにスピード感も薄れて、前車との距離感も気にならなくなってくる…。しかも、追突の危機が迫っているという認識はないから、直前になって急ブレーキを踏んでも間に合わない、ということになってしまう。
 つまり、居眠りの正体は、覚醒度の低下状態であり、筆者は、これを「覚低走行」と命名した。この用語は、広く交通関係の学会でも受け入れられることになったが、居眠りの正体を科学的に解明するまでには、長い歳月と人知れぬ苦労もあった。

原則主義に潜む危険

追従静止視界
 高速道路を週に40〜50時間以上も走行しているプロフェッショナルな運転者でも、高速道路では、運転視界の単調さから、つい眠気を催すことがあるという。逆に、めったに高速道路を利用する機会に恵まれない人は、情報刺激が強すぎて、心身ともに疲れるという。どちらも実感だろう。
 プロが、運転にかかわりのない情報は初めから無視することで少しでも疲労を少なくしよう─とする経験知を身につけているのに対し、高速道路での運転経験の浅い人は、タイヤノイズや風切り音までをも気にかけ、追越し車の風圧にびくりとし、ワダチ掘れの揺れにドキリとし、急カーブでの遠心力を腕力でねじ伏せようと格闘して、心身の休まることがないから、情報を選別する余裕もなく、ついハンドル操作もぎこちなくなってしまう。
 そうした初心者ほど、ルールに従って安全運転を心がけようと規制速度にこだわり、後続車に追い上げられてさらに苦境に陥ってしまうことになりやすい。ここはさらりと、流れに乗って走ればいいのだが、そうはいかないのが律義な初心者である。大きな声では言いにくいが、こうした原則主義が安全を難しくすることがある。靴に合わせて足を切るたとえのように、車間距離の厳守で追突が防止できると信じている人が多いが、律儀に先行車と同じ速度で車間距離を保ちながら走行していると、いつの間にか、まったく動きのない「追従静止視界」にはまり込んでしまい、まるで止まってしまったような錯覚によって、アクセルを踏んだり、ブレーキを踏んだりと、余計な操作をしてトラブルを招くケースもあるのだ。

トンネルの入り口
 視界の変化で最も注意しなければならないのが、トンネル進入時の暗順応である。昼間、明るい外光のなかから薄暗いトンネル内へ走り込むと、とたんに目隠しされたようになり、急ブレーキをかけてしまうことがある。人間の眼は、すぐには暗さに順応できないからだ。そのため、トンネル内事故の多くは入り口に近いところで起こっているが、暗順応によって前車が入り口で急減速することを想定して、心もち速度を落とし、車間が接近しすぎないようにすれば不安はない。
 また、明暗に関しては、夜間走行中の前車の尾灯の識別法、特に遠近の距離感をどうとらえるかが重要なのだが、これを言葉で説明しようとするとかえってややこしくなる。習うより慣れろというのも真実なのだ。

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