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2017年10月 3日

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2017年8月25日

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2017年8月 1日

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2017年7月26日

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2017年7月26日

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2017年6月30日

商品価格の見直しを行い、平成29年7月1日より、一部の商品について価格を改定いたしました。

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2017年6月 1日

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2017年4月17日

平成29年3月12日施行の一部改正(準中型免許の新設、高齢運転者に対する認知症対策の強化)を収録した「普及版 道路交通法〈改訂第24版」好評発売中!

2017年4月17日

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最終更新日:2017年10月12日

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交通安全時評

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事故が語る安全 日本ハイウェイセーフティ研究所所長 加藤 正明

第8回 缶詰事故から命を守れ

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死者数減少の一方で

年間2万件以上
 衝突事故で車のドアが開かなくなり、乗員が脱出不能となったまま火事が発生したり、あるいは水中に転落して車内から脱出できずに溺死してしまう—といったいわゆる「缶詰事故」が、ここ数年、年間2万件以上発生し、事故死者数も年間400人前後で推移するという状況が続いている。過去10年で500人超を記録した年が3回もある。
 交通事故死者数全体は減少傾向を示しているのに、これは異常と言わなければならない。その背景にはユーザー層の無関心と行政による啓豪・情報提供の不足、加えてメーカーやディーラーの消極的な姿勢が考えられる。楽しいはずのカーライフを、不吉なイメージで汚したくないからだろうか。あるいは、販売戦略にとってプラスにはならないと考えているからだろうか。
 この点、わが国は欧米に比べて10年以上も遅れている。

非常時の対処
 現代の車は、ドアロックや窓ガラスの開閉、ミラー調整など、ボタン操作ひとつで自動処理できるようになってきた。エアコンだって上級車になるとコンピュータをセットしておけば、あとはまったく手がかからない。すべて電気回路によって信号が送られる仕組みになっている。
 したがって、いったん電気回路に不具合が生じたりすると、シロウトにはミラーを起こすこともできないし、窓ガラスの上げ下ろしもできなくなってしまう。10年ほど前から缶詰事故による死者数が大幅に増加したのは、こうした自動システムの普及と関係がありそうだ。
 また、水中への転落などの非常時には、大多数の人がパニックを起こしてしまうだろうが、非常時にどう対処すべきかなど、教えてくれる人間はいない。もし池や川に転落した場合は…、などと不吉なことを並べて新車を引き渡すセールスマンの話なんて聞いたこともないだろう。物事には、タイミングというものがある。いくら正論だからといって、相手が素直に耳を傾けてくれるとは限らない。
 まして、これから新車を購入しよう—とちょっと高揚した気分の客に、セールスマンが、万一水中に転落したような場合に安全に脱出するためには、とか、もし走行中に出火に気づいたら、などと講釈を始めたら、塩をまいて追い返されてしまうかもしれない。蒸し焼きにされかねない危険な車など、誰も買いたいなどとは思わないからである。
 確かに、いたずらに危機に対する不安や不信感をかき立てるやり方は、安全意識を高めることにつながるとは思えないばかりか、最新のメカニズムに対する警戒心を植えつけてしまうことにもなりかねず、必要な危機管理意識が育ちにくくなるという逆効果さえ懸念される。
 しかし、正しく健全な危機管理意識を培っていくことは、現代の発達したモータリゼーション下では不可欠の要件といえる。そのことを正しく理解させるテキストとして、身近な事例に勝るものはない。実際に起きた事故事例を研究すると、事故発生のメカニズムを現実のこととして認識しやすく、わが身にも起こる可能性があるということを実感できるからである。
 突然、まさに逃げ場のない火攻め・水攻めという地獄に落ち込んだ状況を想像していただきたい。文字どおりパニック状態だと思われるが、さてどうする、と考える余地はないはずだ。状況は即断を迫られているのだ。生か死かの分かれ道で選択肢は限られている。迷ったり、ためらったりしている間にも状況は悪化するばかりだ。

緊急脱出用ツール

車内常備
 当然のことだが、逃げるが勝ちである。しかし、率直に言って、日本の行政や公的機関はこれまで、災害時のセキュリティーについて、これといった教育指導はしてこなかった。
 欧米ではすでに車内閉じ込めの際のセキュリティーツールの普及が図られ、ドイツなど数カ国では車内常備が義務づけられている。そのツールとは、からんだシートベルトを切る専用カッターと、開かずの窓となったウインドーガラスを叩き割るための、先の尖ったハンマーの2種である。わが国へも一時紹介されたことがあったが、あまりドライバーの関心を引かなかったようだ。
 最近、ようやく日本でも、事故時に車内に閉じ込められた際の緊急脱出用の「レスキューマン」というツールが知られるようになってきた。この「レスキューマン」は、ハンマーとカッターが一体となったもので、ボディーはプラスチック製だが、ハンマーは超硬合金製、カッターはステンレス製で、サイズは長さ20センチ、重量はわずか85グラム。一度要領を覚えれば、簡単に使いこなすことができる。いざというときにすぐ手に取れるように、フロントミラーの後ろなどにテープで張りつけておけばいいし、後席の収納スペースにも入れておくと、さらに安心だ。
 欧米では、大型バスの運転席横に小型の斧が常備されており、車両火災の際にはこの斧を振るって窓ガラスを破り、乗客を避難誘導するようバスドライバーに指導されている。

足踏み状態
 そういえば数年前のこと、洪水のなかで身動きできなくなったバスの乗客が屋根に逃げのび、水に囲まれて救出を待つ、という事件があった。日常生活の安心・安全を守るという面では、食をはじめ、衣・住への関心は高く、自然災害対策も広く語られるようになったが、モータリゼーションに関しては、足踏み状態が続いている気がする。
 事故死者数減少が定着してきたことで、すっかり安全意識のタガがゆるんでしまったとは思いたくないが、今年8月末、福岡市の海の中道大橋で一家5人が乗ったRV車が追突され、その勢いでRV車がガードレールを突き破って海中に転落し、幼児3人が死亡した惨事は、現代の交通事情が抱えるさまざまな問題を提起しているように思える。
 現代社会では、どこで、何が起こっても、携帯電話で連絡すれば何とかなる—と、まず携帯電話に手を伸ばそうとする人が多いが、容疑者は、被害者の救助もせずに、自分の飲酒運転を隠すため、携帯で友人に水を持ってくるよう頼んでいたと聞いて、怒りで頭から火が噴き出しそうになった。人命よりも優先すべきものなど、ほかにないのだから。

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