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お知らせ
2017年8月 3日

ドライバー・歩行者・自転車利用者が必ず実践すべき安全確認・安全行動のポイントをまとめた新版チラシ「2017年 秋の交通安全家庭新聞」好評発売中!

2017年8月 1日

飲酒運転根絶啓発の新版冊子「軽い酔いでも重い犯罪!」、新版ポスター「飲酒運転 見たら、聞いたら、110番!」好評発売中!

2017年7月26日

高齢歩行者の横断中の事故防止のポイントと、70歳以上のドライバーの免許証更新手続きの概要をまとめた新版チラシ「高齢者向け交通安全新聞」好評発売中!

2017年7月26日

高齢者の歩行者・自転車利用者・ドライバーの安全通行・安全運転のポイントを簡潔にまとめた新版リーフレット「元気な毎日は交通安全から!」好評発売中!

2017年6月30日

商品価格の見直しを行い、平成29年7月1日より、一部の商品について価格を改定いたしました。

2017年6月19日

各免許で運転できる自動車の車両総重量などの上限が一目でわかるクリアファイル「わかっていますか?あなたの免許で運転できる自動車の範囲」好評発売中!

2017年6月 1日

運転免許の「点数制度」などの解説に加え、「各免許で運転可能な自動車の範囲」を新規収録して増ページ・改訂した冊子「運転免許を大切に」好評発売中!

2017年4月17日

平成29年3月12日施行の一部改正(準中型免許の新設、高齢運転者に対する認知症対策の強化)を収録した「普及版 道路交通法〈改訂第24版」好評発売中!

2017年4月17日

高齢ドライバーが加齢に伴う心身機能の低下を自覚し、事故防止のために実践すべきポイントをまとめた新版冊子「安全運転 10の心得」好評発売中!

2017年1月20日

「交通の方法に関する教則」一部改正(今年3月12日施行)を機に、夜間の「上向き」ライトの活用を呼びかける新版チラシ「上向きが基本!」好評発売中!

最終更新日:2017年8月22日

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  • 【第7回】

交通安全時評

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事故が語る安全 日本ハイウェイセーフティ研究所所長 加藤 正明

第7回 飲酒運転という犯罪行為

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厳しい罰則の効果

困惑した期間
 ここ数カ月、熱心に展開されてきた飲酒運転一掃のマスコミのキャンペーンも、ようやくひと息という感じだが、これまでにもずっと飲酒運転の危険性について訴え続けてきた人たちにとっては、正直なところ、今さら飲酒運転について何を語ればよいのか─、ひどく困惑した期間だった。キャンペーンを行ったからといって、問題解決のメドがついたというわけではないのだ。
 9月中旬に全国一斉に行われた取締りでは、予告取締りにもかかわらず、次々に驚くほど違反者が検挙された。ある日刊紙の見出しに「飲酒運転事故 懲りぬ公務員」とあるのが目についたが、懲りないのは公務員だけではなかった。自治労のホームページには、飲酒運転の厳罰化に抗議するような記事が掲載され、指摘を受けてあわてて取り消すなどのドタバタ劇などもあって、飲酒運転問題の根の深さとその広がりが改めてクローズアップされた。酒が車を凶器に変えるという認識が少しも理解されていないことには驚く。

危険運転致死傷罪
 昨年の飲酒運転による検挙件数は約14万件で、6年前の40%だった。この数字をどう評価するかは、見る人の視点によって大きく変わってくるに違いない。6年前の検挙件数は約34万件で、6年間で20万件も減ったわけだから、ドライバーの意識も革命的に変化したといえそうだが、果たしてどうだろう。
 世論の多くは、「危険運転致死傷罪」などの厳しい罰則が飲酒運転に歯止めをかけたという見方を支持しているようだが、これに反対のデータもある。01年にこの「危険運転致死傷罪」が新設されて以降、年々、飲酒運転による死亡事故は減少傾向をたどっていたが、最近再び増加傾向を見せ始め、本年8月には福岡で幼児3人が死亡する事故が起こってしまった。05年5月には、仙台育英学園高校の生徒のウォークラリーの列に飲酒運転の車が突っ込み、3人が死亡、15人が負傷する事故が発生し、仙台地裁は懲役20年の判決を言い渡した。
 20年の刑が重いか軽いか、第三者には判断できないが、米国のように累計主義で何百年という懲役刑を言い渡したところで、成果が得られるというものではないだろう。
 また、飲酒運転事故の裁判では、千葉と福岡で相次いで3億円の賠償支払いの判決が言い渡された。飲酒運転に対する世論の高まりとともに、地方自治体の多くは即免職や停職など職員に対する飲酒運転の処分を強化するところが増えてきたが、まだ地域によってかなり温度差があることは否定できない。市町村レベルでは、9月末段階で処罰方針が打ち出せないところが目立っていた。府県レベルでも、職員の飲酒運転に関する処罰のルールづくりができていないところがあり、地域によって飲酒運転に対する危険の認識に大きな開きがあることをうかがわせる。
 ある座談の席で、輸送企業の経営者の一人が、社内の安全対策会議について「話が堅苦しくなりやすいから、うちじゃ外へ出て“飲みにケーション”です。そうするとみんな思ってることを自由にしゃべるので…」とおおらかに語っていたのを思い出す。しかし、その後のアシはどうしたのか、それぞれマイカーで帰ったのか、同一方向まとめてハイヤーで帰ったのか、すっかり聞き漏らしてしまった。今ほど飲酒運転が社会問題化していない、はるか前の「古き良き時代」の話である。
 この話とは直接結びつかないが、先日、運送会社の運行管理者がトラック運転手の飲酒運転を黙認していたとして、神戸簡裁が、9県11社とその運行管理者に対し罰金25万円の略式命令を出した。これはきわめて異例なことだという。
 すぐそこまで忘年会シーズンが近づいているだけに、余計な気配りをしてしまうのだが、忘年会の幹事は、帰りのアシまで確認し、せっかくの親睦会が悲劇の序幕にならないようにしてほしい。こうした親睦の集いは、少々羽目をはずしてもよいという気のゆるみもあって、「一杯ぐらいは平気」、「これくらい飲んでも、すぐに醒めるよ」などと乗せられて、つい盃やコップを重ねてしまうことになりやすい。車を運転する人は、思い切りよく盃を伏せて、お茶やジュースに代えるべきだろう。

現況を打破するために

酒席のマナー
 酒席のマナーは、国によってさまざまに異なるのは当然で、その国の民俗文化を知るうえでも興味深いとされている。イギリスのパブのように、コミュニティに根づいたくつろぎの場として、家族ぐるみの社交場となっているところもあるが、日本では職場単位の上下関係を引きずったままの酒席が多く、ろれつが回らなくなるほど酔っても、上司には、敬意を込めて部長とか課長とか役職で呼びかけている。ところが、「酒極まって乱となる」で、役職で呼びかけた上司に向かって取り返しのつかない失言をし、人生をしくじってしまった─という例はゴマンとある。また、ウワバミのように飲んで、オレは酔っていない、大丈夫心配するな─とあくまでマイカーで帰ろうとするドライバーが後を絶たない。
 こんな図は文化でもなんでもない。ただの酒害そのもので、これが高じたものがアルコール依存症である。この病気は単なる節制では治しにくく、専門病院で入院治療しなければならず、放置すれば肝硬変から肝臓ガンに進む、まさに死に至る病である。
 この厄介な病気は自力での回復はきわめて難しく、家族や職場の同僚など、周囲の温かい支援や協力が不可欠であるとされる。にもかかわらず、「だからキミはだめなんだ」と突き放すような言辞を浴びせると、ますます孤独の淵に突き落とす結果を招くことになってしまうという。本人が自力ではい出そうとしている場合はなおさらである。

凶暴犯
 話は多少脱線してしまったが、飲酒運転は大きな社会問題になっているにもかかわらず、一向になくなる気配もない。こうした状況を打破していくためには、危険運転致死傷罪という犯罪行為の予備軍といえる飲酒運転者をどう減らすか─、身近なところから着手していくしかなさそうだ。
 厳罰主義は好ましいとは思わないが、自制心を失った凶暴犯を、ただ見逃すということで済ませるわけにはいかない。生命を奪われる立場に比べれば、職や地位を失うことは相応の代償として容認されてよいだろう。

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