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2018年7月 3日

日本の行事や風習をヒントに高齢者の歩行中・自転車運転中の事故防止のポイントなどをまとめた新版チラシ「2018年版・高齢者向け交通安全新聞」好評発売中!

2018年7月 3日

高齢者の歩行者・自転車利用者・ドライバーの安全通行・安全運転のポイントを簡潔にまとめた新版リーフレット「笑顔あふれる交通安全」好評発売中!

2018年4月24日

安全運転管理者の「7つの基本業務」を効果的に遂行するうえで必要な知識や注意点などをまとめた新版冊子「安全運転管理を効果的に行うために」好評発売中!

2018年4月12日

国土交通省の指針(平成29年3月改正)に基づき、事業用トラックのドライバーへの指導の要点をまとめた新版冊子「トラックドライバー指導マニュアル」好評発売中!

2018年4月 6日

平成30年4月1日施行の道交法施行令一部改正(各種講習等手数料の改定)に対応した「普及版 道路交通法/改訂第25版」好評発売中!

2018年4月 6日

平成30年4月1日施行の道交法施行令一部改正(各種講習等手数料の改定)を収録した「近年の道路交通法 一部改正の要点」の最新版、好評発売中!

2018年3月27日

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2018年2月 5日

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2018年1月30日

各免許で運転できる自動車の車両総重量などの上限をわかりやすく解説したポスター「わかっていますか?あなたの免許で運転できる自動車の範囲」好評発売中!

2017年11月17日

多彩なテーマのなかから表面と裏面を自由に選べる「A4オーダー啓発チラシ」の全面リニューアル版、販売開始!

最終更新日:2018年7月20

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交通安全時評

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事故が語る安全 日本ハイウェイセーフティ研究所所長 加藤 正明

第6回 深夜の多重事故を検証する

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変化を先取りする意識

21台が絡む事故
 燃料価格急騰のせいか暴走車が減って、このところは大事故のニュースもなく、ほっとひと息ついたと思った気の緩みをしかりつけるように、ドカンときた。9月14日午前1時ごろ中央自動車道下り線の長野県阿智パーキングエリア近くで、大型トラックや乗用車など21台が絡む事故が発生。10人が病院に搬送されたが、子どもとその母親、男性一人がそれぞれの車内に閉じ込められたほか、事故車群の先頭にいた大型トラックの運転手が車外に放り出されて後続トラックの下敷きとなった。この4人は10時間後に救出されたが、その後、死亡した。

生きた教材
 今回の多重衝突事故は、いったいどんな状況下で発生したのか、まずそのアウトラインを明確にしておくべきだろう。
 現場は、曲線半径が300メートルの下り坂の右カーブで、山間部ではよく見られる急カーブである。プロドライバーのあいだでも難所として知られている場所だが、さらに悪いことに事故発生時は弱い雨が降っていた。この辺りは毎年のように6〜7件の事故が発生しており、制限速度は通常より10キロ低い時速70キロに抑えられていた。つまり、それだけ危険度の高い場所だと公認されていたということである。
 雨の深夜は視界が悪くなるのは当然だが、特にカーブの内側を走る車両は、視線の到達距離が短く、カーブの深いところまでは見えにくいため、前方の異常の発見が遅くなるのは避けられない。
 高速隊の調べによると、集団の先頭を走っていた大型トラックが横向きになって止まったところへ、後続の車が次々に衝突したというが、ヘリコプターから撮った現場写真を見ると、カーブのふくらみの部分に、後続のトラックの背がモザイク状に集まっている。ブレーキングの余裕がなかったのがよくわかる。
 事故に巻き込まれた大型トラックの運転手は「急ブレーキをかけたが間に合わず、前方の車両にぶつかって止まった。道路はつるつるで氷の上みたいだった」と貴重な証言を残している。また、後方で事故に巻き込まれた住宅資材を運搬中のトラックの運転手は「前のトラックがハザードランプをつけたので、スピードを落として止まったが、直後に後続の大型トラックに追突された」と証言している。事故の発生状況を語るこの二つの証言から、いくつかの重要なキーワードを拾い出すことができる。
 高速道路のマナー、というより基本的な安全走行として「流れに乗って走れ」ということが長いあいだ指導されてきたが、この教訓も特異な状況下では役に立たないことがわかってきた。この教訓の主唱者の一人として、多少うしろめたい気もしないではないが、流れに乗ることに加えて、状況を読み、変化を先取りしながら流れを乱さず走れ、すなわち流れを読んで走れ—と多少軌道修正を加えながら安全走行を訴え続けてきたつもりだ。
こうした観点に立ってみると、今回の中央道の多重事故は、まさに生きた教材として、事故防止のための多くの示唆に富んでいることがわかるはずである。
 漫然と前車について走るのは、流れに乗っていることにはならないし、ただの漫然運転にほかならない。「急ブレーキをかけたが間に合わなかった」のは、状況を読もうとせず、変化を先取りする意識が欠けていたとみることもできる。
 何もかも一刀両断に切り捨てるのは、ちょっと非情に思えるかもしれないが、厳しく事故原因を分析しようとすれば、ある程度まで非情にならざるを得ないだろう。だからといって、事故の当事者の欠点をあばき立てようというのではないことを理解していただきたい。明日は我が身、過ちが起こらないという保証はどこにもないのだから。

雨の日の高速道路

タイヤの削りカス
 雨の日の高速道路の危険といえば、ひと昔前まではわだち掘れとスリップ(スキッド)が、ワンセットのように語られてきた。しかし、舗装技術にもイノベーションが加えられ、高機能舗装という新種が登場している。
 高機能舗装とは、簡単にいうと表面のアスファルトの目を粗くすることで雨水の浸透力を良くし、水たまりができにくくするという“画期的”な舗装で、雨でも滑りにくいというので、評判も上々だった。だが、考案者には言いにくいが、滑りにくいというのは別の言葉で言うとタイヤの摩擦抵抗が大きくなることで、さらに言えばタイヤが早くすり減ってしまうことを意味し、その結果、タイヤの削りカスは路面の粗い目を埋めてしまう。
 ある程度は予想されたことではあったが、この油性の粉末は晴天の乾いた天気ではほとんど影響はないのに、いったん雨が降ると、始末に負えないような悪さをすることがわかってきた。粉末となった削りカスは、雨を含んでべっとりと目地を埋め、雨の水はけを良くするどころか、路面をまるで氷の表面のようにし、タイヤがつるつると滑り出すのだ。とりわけ、雨の降り始めは手のほどこしようがない。
 しかし、その後雨が降り続き、路面の油性物質を洗い流してしまうと、先ほどの路面がうそのようにしっかりとタイヤをとらえ、まったくスリップの不安を感じさせないというのだから、まるでキツネにつままれた気分だという人がいるのもわかる気がする。
 先に紹介した運転手たちの証言も、こうした状況とぴったり重なる。何も知らずにこれを初めて体験した人たちにとっては、訳がわからないといった状況だろう。

山間部の霧
 高速道路では、状況が変わると、いつ・何が起こるかわからない、と警戒心を高め、注意力を切らさないようにしながら運転しなければならない。今回は、雨天時の路面の変化を見てきたが、気象に関しては、霧や強風にも注意が必要だ。
 特にこれからの季節、昼夜で寒暖の差が大きくなる山間部では霧が発生しやすくなるが、この霧も多重事故の引き金になりかねないことを知っておかなければならない。とはいっても、霧のなかで警戒心のあまりガチガチに緊張してしまっては、正常な運転操作ができなくなり、自ら危険を招いてしまうこともある。悪条件下での運転でこそ、周囲をよく見る冷静さが必要である。

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